私はある日、いつもの様にテレビを見ていました。
電化製品が大好きな私は、電化製品の通販番組も大好きです。
夜中の通販番組に釘付けになるのは日常茶飯事ですし、「○ャパネットた○た」に至っては、随分前から大ファンです。
昔は「○ャパネットた○た」は決まった枠があった訳では無く、深夜番組を見てると突然始まる、ゲリラ番組っぽいノリがありました。
いつ遭遇するのかわくわくしたものです。
あの社長のプレゼンは楽しいし、勉強になります。
幸い、現在では決まった時間枠を設けて放送されているので、ファンとしてはありがたい事です。
さて、冒頭でも言いました通り、いつもの如く大好きな「○ャパネットた○た」を見ていて衝撃が走りました。
いや、正確に言うと、普段あんまり気にしていなかった事に気付いたと言うのが正しいでしょうか。
その衝撃を受けた事と言うのは他でもなく値段です。
ハンディビデオが何と3万円台?!!
目を疑う様な価格です。
しかも○ャパネットは、金利手数料まで負担してくれます。
ちなみに私の友人が一年半前に同等の商品を購入しました。
残念ながら○ャパネットで購入した訳では無いのですが(笑)、当時、安い店を探しに探して、やっとこさ購入に踏み込んだ金額は7万円台でした。
納得のゆく金額に、友人の顔も勝ち誇っていました。
それがほんの一年半前の話です。
つまり一年半と言う短い時間で、約2分の1の値段にディスカウントされてしまった訳です。
一見、消費者としては嬉しい事ですよね、つい最近までの価格の半額で売ってる訳ですから。
でもそれは本当に喜ばしい事なのでしょうか?
私は多くの疑問を持たずにはいられません。
だって販売者側の利益は(単純に考えて)半分になってるんですよ?!
明らかに売り方を間違えているとしか思えません。
不況の煽りを受け、倒産している会社が後を絶ちません。
そりゃそうでしょう、利益が半分なんだから。
倒産しない方がおかしいって話です。
自らが設定した金額は、販売者が消費者の立場に立った時に、衝撃的な事実として覆いかぶさります。
使える金も半分になった・・・。
100年に一度の大恐慌と言われてる現在、自殺行為と知ってか否か、多くの業界、多くの会社が価格競争に躍起になっています。
では、この由々しき事態に立ち向かう為の効果的な術は価格競争なのでしょうか?
なんかおかしいですよね?
電化製品の値段は半額になっているのに、缶コーヒーの値段は相変わらず120円なんですよ?
私たちはもっと冷静に価格のあり方を考えて行くべきではないでしょうか?
対症療法としての安易なコストダウンによるアドバンテージの獲得は、業界全体の、いや、社会全体の崩壊を加速させているだけだと言う事を認識する時が来ている様に思います。
先ずは意識を少しづつ変えて行く事からはじめてみるのは如何でしょう?
もちろん、現実問題としては難しいところも多々あるのも否めません。
「わかっちゃいるけどやめられない」と言うのが本音でしょう。
当然私共も同じ立場です。
やむを得ず、値段を下げざるを得ない場面が多々あるのも事実ですが、ここは敢えて極力無駄な安売りには安易に参加せず、常に適正価格を考えながら行動したいものです。
価格を下げる事では無く、適正価格を提示する事こそが、この混沌とした経済状況を打破するキッカケになるのでは無いでしょうか?
そんな思いをこのコーナーで書き綴って行きたいと思っています。